常圧蒸留と減圧蒸留

常圧蒸留とは、500年余の歴史を持つ伝統的な蒸留方法で、
通常の大気圧(常圧)で蒸留します。水の沸点は100℃ですが、
アルコールを含んだもろみは90℃ぐらいで沸騰します。そのため、
沸点が高い微量成分も抽出されるので、原料が持つ本来の甘み
や旨味、香りが楽しめます。また、貯蔵した時の熟成効果が高く
古酒や長期貯蔵酒にも良いので、泡盛や風味を生かす焼酎の
蒸留法とされています。
減圧蒸留とは、1970年代前半に登場した新しい蒸留方法で、
機内の圧力を下げ低温で蒸留します。もろみの温度が40~50℃
ぐらいの低温で沸騰するため、沸点の高い微量成分は抽出されず、
雑身を含まない淡麗でソフトな味わいになります。
常圧蒸留の焼酎に比べて軽くて飲みやすく、米焼酎や麦焼酎を
中心に広く使われています。

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